世界の木材生産量(丸太)と用途
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世界の年間の木材生産量(丸太)
世界の年間の木材生産量(丸太)は約40億m3(2022年)です。世界の人口は約80億人ですから、1人当たり年間0.5m3を使用している計算になります。日本人の場合は1人当たり年間0.54m3で世界平均より少々高くなっています。
なお、木材生産量はアジアが最も多く、約3割を占めています。
世界の木材(丸太)生産量
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世界の木材使用の約5割は燃料用材(薪炭材)
世界で生産される木材(丸太)のうち、約半数(約20億m3)は薪や炭などの燃料用材として使われています。燃料用材の約半数は、開発途上地域で生産されています。また、残りの約半数(約20億m3)は建築や紙の材料など産業用に利用されています。
ちなみに日本で使われている木材は、ほとんどが建築や紙の材料などの産業用です。日本での木材利用量(=約65,000千m3)は世界の生産量の約1.6%程度です。
世界で生産される木材の用途(利用目的)
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木材の約6割は発展途上国で生産される
世界の木材生産量(丸太)の約6割(約24億m3)は、発展途上国で生産されています。発展途上国で生産された木材のうち6割以上(約15億m3)は燃料用材(薪炭用材)です。先進国ではこれが逆転し、産業用材が7割以上(約12億m3)を占めます。
〔参考文献・出典〕
林野庁ホームページ/FAO「FAOSTAT」