金瘡小草 キランソウ Ajuga decumbens

キランソウはシソ科の多年草。野原などでふつうに見られます。茎は地を這って伸び、春から初夏にかけて紫色の花を咲かせます。野原に咲きひろがる様子が、「金襴(きらん)」という織物の切れはしのように見えることから「金襴草」とも書きます。

熱、咳、虫刺され、切り傷などに薬効があり、煎じて飲むと病が治まり、死なないという意味(病を治して地獄の釜に蓋をする)から別名「地獄の釜の蓋」とよばれています。


〔出典・参考文献等〕
林野弘済会「林野時報」/wikipedia

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