木の文化 きのぶんか

植林に関する日本最古の記録は「日本書紀」にあります。そこには50種類以上もの樹木が記録されています。スサノオノミコトが「スギとクスノキは舟に、ヒノキは宮殿に、マキは棺に使いなさい。そのためには、たくさんの木の種をみんなで播こう。」と教えたとのこと。我が国では、舟や宮殿、棺だけでなく、住居や食器、農具、燃料などさまざまな用途で木材を使い、今では、建築・土木をはじめ、家具・建具、梱包材などの用途で使われています。日本では古くから適材適所に木材を積極的に利用する「木の文化」を育んできたのです。


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