温室効果ガス おんしつこうかがす

過剰な温室効果ガスが地球温暖化をもたらす

大気中の二酸化炭素やメタンなどのガスは熱を大気中に封じ込め、大気を暖める働きがあります。これを温室効果といいます。より科学的にいえば、赤外線を吸収する働きにより、大気が暖められます。温室効果のはたらきを担うガスを温室効果ガスといいます。

温室効果ガスといえば、地球環境問題を引き起こすため悪者扱いにされることがしばしばありますが、適度な温室効果は私たちに生活しやすい環境をもたらします。

現在は人間の生産活動により大気中の温室効果ガス(特に、二酸化炭素)が過剰に増えてしまっているため(大気中の濃度が高まっているため)、過剰な温室効果が起こり、地球温暖化を引き起こしているのです。

なお、京都議定書(2005年発効)では次の6種類の温室効果ガスが規制されました。
・二酸化炭素(CO2
・メタン(CH4
・一酸化二窒素(N2O)
・ハイドロフルオロカーボン類(HFC)
・パーフルオロカーボン類(PFC)
・六フッ化イオウ(SF6


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