巨樹 きょじゅ
巨樹とは、長い時間をかけて成長し、非常に大きなサイズに成長した木のことを指します。巨樹には、高さ、幹周り、幹の直径、樹冠の広がりなど、様々な指標がありますが、日本の環境省では、原則として地上1.3mの高さで、幹周りが3m以上ある樹木と定義としています。多くの巨樹は、樹齢数百年以上です。
巨樹には、様々な種類があります。例えば、セコイア、スギ、ヒノキ、カツラ、イチョウ、クスノキなどが、巨木として知られています。中でも、アメリカ西海岸に分布するセコイアやレッドウッドは、世界最大の木として知られており、高さ100メートル以上、幹周り30メートル以上に達するものもあります。日本にも、多くの巨樹があります。
巨樹は、その大きさや形状、年輪などから、人々にとって信仰の対象となることがあります。