造林未済地 ぞうりんみさいち
いわゆる「禿山(はげやま)」のこと。
一般的には、人工林伐採後に森林が再生していない人工林の跡地のことで「再造林放棄地」ともいう。
「造林未済地」は、それを扱う分野により、さまざまな定義が存在する。例えば、森林施業の中では「人工林伐採後3年以上経過しても更新が完了しないもの」という定義で使われる。他にも「違法に伐採され、再生されていない森林」「自然による再生を期待したが、伐採後5年以内に木が生えていない。」などの意味で使われている。
造林未済地は、山林の荒廃、森林資源の減少、生物多様性保全、水源の涵養機能の低下を招き、山腹崩壊、土砂崩壊等のリスクが増大するといわれている。
造林未済地|いわゆる「禿山(はげやま)」のこと。